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現国の勉強方法


2023.5.15 担当:羽山


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受験生のみなさん、現国は好きですか?
受験において、とかく厄介に感じるのが現国です。
なぜなら、勉強のしようがないから。
こういうと、驚くかもしれませんが、問題集や過去問をやるぐらいしか思いつかないか らといって、ついついそれしかやらないってこと、ありませんか?
 現国というのは、普段、私たちが読み、書き、そして話していることばでもあります。
 ですから、英語や古文に比べたら、なんとなくわかる。わかるから、たいして対策もせ ずにテストを受け、なんとなく平均点とれているからいいや……みたいなケースが、まま あるのです。

   ところが、ここ数年、なんと秋口になって、慌てて現国の点数を上げたいと言ってくる 受験生が増えました。
 実際、模試などを受けてみて、思った以上に点数が上がらない、そして上げる方法がわ からないという相談が増えるのです。

 いったいなぜでしょうか?
 その原因と対処法について、少しお話していこうと思います。
「国語は読書をしていれば大丈夫」と思っている人は意外と多いものです。
確かに読書が好きな人は現国の成績が高い傾向にはありますが、だからといって、本を読 めば成績が上がるというものではありません。
「読書」とは、単純に本を読むことではなく、論理的な思考能力や自分の意見をどうやっ て読者に伝えるかという方法を読み解いていくものであり、受験で求められる解答も、あ るいは小論文や面接などにもかかわってくるのは、その部分なのです。


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